寒さ対策・冷え対策を忘れずに
身体を冷やさないようにするためには、三首といわれる「首、手首、足首」を温めるといいそうです。
◆足先を温める方法
①マッサージ
「手足の荒れは「冷え」が原因 ~マッサージによる血行改善~」によると、血液を送るポンプの役割を果たす「ふくらはぎ」をマッサージしてあげるのが効果的といわれています。
「ふくらはぎマッサージで健康維持」によると、ふくらはぎの血流が滞る(血液が一定の個所に滞る)と、免疫力の低下や自律神経の乱れ、さらにはコリやむくみといった症状が出くるといわれています。
<良いふくらはぎ>
1.冷えや熱はなく、適度な体温を感じられる状態
2.弾力がある状態
3.皮膚に張りがある状態
4.コリコリした部分がない状態
5.押したり触ったりしても痛みがない状態
6.指で押して離すと、すぐに元の状態に戻る状態
◆貧乏ゆすり
「実は冷えに効果のある貧乏ゆすり ~冷え性改善・血行良好~」によると、「貧乏ゆすりは冷えの解消につながり、3分間続けることにより、ふくらはぎの温度が約1度上昇し、約20分のウォーキングに相当する」とのことですよ。
◆ツボ
「冷え性改善のツボ① 八風(はちふう)」
八風(はちふう)のツボを押すと、足先の末梢血管の血流の回復が期待できるといわれています。
「冷え性改善のツボ② 築賓(ちくひん)」
築賓(ちくひん)のツボを押すと、下半身全体の血行を促し、足の冷えを解消するといわれています。
さらに、ふくらはぎの血流が良くなりむくみも取れるようです。
「冷え性改善のツボ③ 胞肓(ほうこう)」
胞肓(ほうこう)のツボを押すと、足と腰の血行を促し、足の冷えや腰痛に効果があるといわれています。
◆ふくらはぎを温める
「足先を温めるには、靴下を履いて、足を温める」
そう思われる方も多いと思います。
しかし、実は足先だけを温めようとしても、その効果は小さいといわれています。
心臓から送られた血液が足先へ運ばれると、自然と足先は温まります。しかし、足への通り道である「ふくらはぎ」が冷えていると、筋肉が収縮して血液が流れにくくなり、結果足先へ血液が届かず足先が冷えてしまいます。
つまり、足先を温めるには、ふくらはぎの冷え対策も実は重要なのです。