健康な身体をつくるために必要な基本知識
家を建築する際に、材木が多すぎても鉄材が多すぎても釘が多すぎても家は上手く建ちません。
全ての材料がバランスよく必要で、どこかに手を抜いたり、質を落とせば欠陥住宅になってしまいます。
私たちの身体も同じです。私たちの身体は基本的に3ヶ月で中身が入れ替わり続けています。
風邪をひきにくい身体、疲れにくい身体、肌が美しい身体 など、今よりもよい身体を築いていくためには、まず口に入れるものに関心をもたなくては始まりません。
あなたは今疲れにくい身体でしょうか?
今の身体の状態は、私たちが今日まで食べてきたものの結果で表れています。いう意味です。
これは、この先の未来、10年後、20年後も同じです。
老後の寝たきりの原因である骨折や、筋力低下、記憶力の低下にも食事は大きな影響力をもっています。
医療費の面からいうと、少子高齢化社会の影響で、今後ひと家庭あたりの医療費の負担は増えていきます。
日本の歳出の問題もあるので、医療費負担が上がっていくことは間違いありません。
一方、家庭の所得は2000年以降減少傾向にあるため、健康管理は今まで以上に重要な要素になってくるのではないでしょうか。
栄養素というのは薬ではありません。
栄養を摂り始めても、身体のタンパク質が全て入れ替わるのには3ヶ月かかります。
栄養素は薬とは根本から異なり、その働きには明確な優先順位があります。
薬は症状やウイルスに対してピンポイントに働きますが、栄養素は心臓や脳など、命に関わるところから優先的に使われていくため、美容のような命に関わることではない部分に栄養が充分に行き届くのは、目に見えない内臓などに供給された後の話なのです。
今のあなたは充分な栄養の足りている身体でしょうか?
もし、あなたの身体がベストコンディションではない場合、それは2、3ヶ月前の食習慣のせいかもしれません。
