冷え性改善のための睡眠対策① ~適切な睡眠時間~
適切な睡眠も冷え性改善には欠かせません。
今日は必要な睡眠の時間についてお話します。
まず、睡眠時間は生物によって違います。
マグロはあまり寝ないという話を聞かれると思いますが、マグロは1日あたり7秒ほど寝ているそうです。
脳が単調だと7秒くらいの睡眠で回復ができるそうなのですが、我々人間はそんなことはなく、脳を回復させるための睡眠時間は6~8時間必要と言われています。
統計的には、6.5~7時間が一番死亡の危険率が低いと言われています。
よく8時間睡眠が良いと言われますが、科学的根拠はありません。
そして重要な点は、一人一人必要な睡眠時間が異なるということです。
年齢、性別、筋肉量、日中の活動量、そして睡眠の質などによって変わってきます。
「日中になすべき仕事がきちんとできていて、強い眠気が無い」ければその人にとって適切な睡眠時間だと言われています。
ただ、睡眠の時間を短くすることもできます。
それは、私の睡眠の先生がよく睡眠をPCの充電にたとえて話されていますが、このような内容。
6時間でフル充電できるPCも、10年たったら8時間は必要になっていると思います。
また、同じ時期に生産されたPCでも、6時間で充電できるPCと、充電に8時間必要なPCがあるとしたら。
充電に8時間必要なPCは、もうバッテリーの交換が必要だと思いませんか?
そしたら他のPCと同じように6時間の充電で済むようになったら、活動時間も増えるし効率的です。
人間はバッテリー交換はできませんが、睡眠の質を改善する事で充電時間を短縮することができるのです。
「8時間寝ないとダメな人なんだよね。」
というのは現時点の知識と対策での話であって、質を上げれば6時間で済む可能性が大いにあるのです。