冷え性改善コンサル 藤江巧真 コラム

冷え性改善コンサルタントの改善コラム

 

自宅で楽しめるおススメハーブティー

 
 
おうちで楽しめるおススメハーブと、ハーブティーのブレンドを3つ紹介します。
 
カフェインフリーのハーブティーを積極的に摂取して体の内側からも整えていきましょう。
 
 
◆ハーブの成分について
 
まずはハーブの成分のことをお伝えいたします。
ハーブティーとして飲む場合、私達は水溶性成分だけを摂取することになります。
ハーブの中の脂溶性成分にもたくさんの効能が含まれていますので、チンキ剤にして脂溶性成分を浸出させたり、ジャムなどにしていただくという方法もあるのも是非覚えておいてください。
 
 
◆水溶性成分と脂溶性成分の違いについて
 
・水溶性成分
水に溶けだす成分はハーブティーとして摂取できます。タンニン、フラボノイド、水溶性ビタミン、ミネラルなどです。
 
・脂溶性成分
脂溶性成分は水には溶けださないため食べる必要があります。リコピン、ビタミA,D,E,K βカロテンなどです。これらはチンキ剤にすることで接種することができます。
 
 
◆おススメハーブティー3選
 
①.身体の中からぽかぽかになるハーブ
 
・ジンジャー
 
からだを温める作用があることで血流への刺激につながります。
発汗を促し、消化機能も高めてくれます。
循環刺激作用、去痰作用もあります。
 
・シナモン
 
血行促進作用に優れ、内臓を温めくれます。
冷えからくる便秘の方にもお勧めです。また消化促進の効果も。
 
・ローズマリー
 
抗菌作用、血行促進作用があります。
頭痛にはペパーミントとのブレンドがお勧めです。
 
●お勧めハーブティーぽかぽかブレンド
ジンジャー 10g
シナモン10g
ローズマリー2g
ハイビスカス6g
ジュニパー 4g
レモングラス 10g
 
(ジュニパーとレモングラスにも血行促進作用があり、冷えにお勧めです)
 
 
②.リラックス効果のあるハーブ
 
・カモミールジャーマン
 
安眠のハーブとして知られるカモミールジャーマンは寝る前のリラックスタイムにお勧めです。
鎮静作用に優れ、頑張りすぎて交感神経優位になっている方にもお勧めのハーブです。消化器系、神経系での弛緩作用、全身の平滑筋の緊張をとりさる作用もあります。
 
・ラベンダー
 
鎮静作用、安眠作用があります。
自律神経の不調にもお勧めです。
 
・ローズ
 
神経の鎮静に優れています。
軽いホルモンバランス調整作用もあり、またホルモンによるしみにもいいと言われています。女性の味方のハーブです。
 
・ローズヒップ
 
ビタミンCが豊富です。
(レモンの20倍)こころとからだの疲労回復によいハーブです。
牛乳の8倍ものカルシウムが含まれていますが、これらの場合はハーブティーとして飲んだ後のローズヒップを温かい状態のうちに食べるとよいでしょう。
 
・リンデンフラワー
 
不眠、精神が不安定な状態の時、リラックスさせてくれます。
 
・セントジョーンズワード
 
気分が落ち着かない時、不安でしかたがないときなどにお勧めです。
軽い鬱状態の時などにもよいと思います。
フラボノイド、タンニンが含まれています。ただし、こちらは禁忌事項として、お薬との併用ができない場合が多いのでなんらかのお薬を飲まれている方は医師に相談の上お飲みください。
 
●お勧めゆったりブレンドハーブティー
ローズ 8g
ローズヒップ10g
カモミール 8g
リンデンフラワー3g
セントジョーンズワード6g
ラベンダー2g
 
 
③.免疫力を高めるハーブ
 
・エルダーフラワー
 
昔から万能と言われているハーブの一つです。
得に呼吸器系の感染症にいいと言われています。
腎臓強壮作用もありますので、排泄を促してくれます。発汗作用もあります。
また美白のハーブ(肌荒れの改善にも)としても飲まれています。
 
・エキネシア
 
風邪やインフルエンザの特効薬として知られています。
抗菌作用 抗ウイルス作用にも優れています。
免疫強化、体質改善にもおススメです。
 
・タイム
 
殺菌、抗アレルギー作用があります。
疲労回復にもお勧めです。
 
・キンセンカ(マリーゴールド)
 
ホルモンバランスを整えることでも有名はハーブですが、殺菌力もあり、感染症などの予防にも有効です。
また肝臓強壮にも役立ちますのでデトックスにもお勧めです。
フラボノイド、サポニンが含まれています。
 
●お勧め元気になるブレンドハーブティー
エキナセア 6g
エルダーフラワー8g
タイム 4g
キンセンカ4g
はちみつティースプーン1杯
喉に痛みがある場合マローブルーを4gほど加えてもよいです
 
 
◆おいしく飲むためのハーブティーブレンド方法
 
飲みにくい、癖があるハーブティーをいただくときにはハイビスカスをブレンドするとハーブ臭さが消えます。
赤い色で色から元気ももらえます。
またハイビスカスはクエン酸がたっぷりで疲労回復にもよく、便通もよくしてくれます。
 
 
◆ハーブティーの淹れ方のポイント
 
通常は熱湯(沸騰直前程度)を入れて3分ほどでハーブを取り出します。
ハーブはお湯に浸したままにすると、苦みが出たりえぐみがでたりすることがあります。
ペパーミントなどは1~2分で充分ですがローズヒップなどの実はながめに置いたほうがいいでしょう。

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