冷え性改善のための睡眠対策③ ~眠りを深くするために必要な事~
冷え性改善のための睡眠対策。
眠りを深くするために必要なことをお伝えします。
◆眠りが浅い
・眠っても寝た気がしない
・起きた時身体に疲れがのこっている
・日常的に夢を見る
・ちょっとした事(物音など)で起きてしまう
眠りが浅い状態が続いてしまうと、もちろん冷え性改善にはなりませんし、
・睡眠中のカロリー消費が少なく太りやすい体質になる
・身体のメンテナンスができないため、ウィルス系の病気にかかりやすい
・血糖値が上がりやすくなる
・気持ちの切り替えがしにくく、精神疾患のリスクが上がる
などの影響が身体にでてしまう原因にもなります。
◆眠りを深くするための対策
①.神経を落ち着かせる(副交換神経優位)
大きな原因のひとつにストレスや中枢神経の緊張があります。
仕事についての心配事や将来への不安、人間関係のストレス等、ベッドの中でも考えてしまう、感情で物事をとらえるタイプの方は中枢神経が緊張していて、いわゆる「遠足の前の日に眠れない現象」が日常的に起きている状態です。
中枢神経を落ち着かせるために使用されるのが「睡眠薬」ですが、睡眠薬には視力や聴力の低下等のリスクもあるのでオススメしません。
バレリアンのハーブをサプリメント摂取する事が、一番手軽でコストパフォーマンスも良くおすすめです。
②.阻害要因を避ける
ニコチン、アルコール、カフェイン、強い光、ストレス、ハウスダスト等は眠りを深くする事を邪魔する要因となります。
これらにはかかわらないよう行動を変える事が一歩です。
アルコールが無いと眠れないという人が一定いますが、アルコールを飲んでいるから眠れないサイクルに入っている事を理解しないといけません。
そしてハウスダスト、ホコリやダニは成長ホルモンの分泌を3割減らすと言われています。
これらが部屋中に多いか少ないかで、脳と身体が睡眠に集中できるかが変わります。
空気清浄機を寝室に設置すると睡眠の質が良くなるといわれるのはこのためです。
③.メラトニンを生成するためにトリプトファンを摂取する
メラトニンが正常に分泌されていれば、起床15時間後に自然と眠気が来て深い睡眠に導かれます。
現代人はメラトニンの材料であるトリプトファンと光が足りていない事が多いため、眠りが浅い人が増えているとも言われています。
メラトニン分泌のピークは5~10歳のため、それ以上の年齢の方は食生活からしっかりトリプトファンを摂取することが必要です。
※トリプトファンはオールプラントのプロテインで効率良く摂取することができます。