あなたに足りない栄養素 おすすめの栄養と健康知識

役に立つ おすすめの栄養と健康の知識

 

あなたに足りない栄養素

 

日本食は栄養バランスにすぐれ、非常に健康に有益な食事 として、ますます注目を浴びるようになっています。
しかし、 食生活の欧米化 が進み、現代の食生活が健康に良いとは言えません。

私たち日本人が特に不足している栄養素はどんなものでしょうか。
不足症状に該当する場合は、意識して積極的に摂取する必要があります。

 

・ビタミンE
 抗酸化のビタミン。
 不足症状は、溶血性貧血、生殖機能障害、神経障害、筋力低下、胃腸病など。


・ビタミンB1
 エネルギー排出や老廃物の代謝を行うビタミン。
 不足症状は、疲労、うつ、倦怠感、肩こり、食欲不振など。

・ビタミンB6
 たんぱく質を代謝するビタミン。
 不足症状は、口内炎、口角炎、肌荒れ、貧血、不眠など。

・ビタミンC
 免疫力、健全な血液の生成に関係するビタミン。
 不足症状は、風邪、肌荒れ、貧血、歯茎からの出欠、発育不良、歯槽膿漏など。

・ビタミンE
 抗酸化のビタミン。
 不足症状は、溶血性貧血、生殖機能障害、神経障害、筋力低下、胃腸病など。

・カルシウム
 骨の素になるだけでなく、筋肉の収縮や結構に影響を及ぼす。
 不足症状は、イライラ、不眠、肩こり、腰痛、歯周病、骨粗しょう症など。

・マグネシウム
 筋肉の収縮や神経に作用する。
 不足症状は、動悸、不整脈、心疾患、うつ、疲労、足がつるなど。

・鉄
 血液を作るために必要。
 不足症状は、鉄欠乏性貧血、頭痛、動悸、食欲不振、下痢、冷え症など。

・銅
 貧血予防に必要。
 不足症状は、貧血、骨軟化症、骨粗しょう症、成長障害、白髪、動脈硬化など。

・亜鉛
 細胞分裂に必須。
 不足症状は、味覚障害、性機能低下、胃腸障害、脱毛、うつ、疲労など。


口内炎など、軽い病気と言うのも、実はたまたま出来たものではありません。
そこには、睡眠不足や栄養価の低下など、必ず理由があります。

  

「食べる」=「摂れる」ではありません。

 

 
また、栄養素が不足する理由もいくつかあります。  
 
・調理
ビタミンB1を代表に調理によって栄養素は損失されがちです。
水によって水溶性ビタミンは流出し熱によってビタミンCなどは破壊され、切れ味の悪い包丁でも組織崩壊が怒ります。  
調理の際は栄養価を損失しないための工夫が必要です。

 

・胃腸

食事からでもサプリメントからでも吸収率には個人差があります。
特に左右されるのが消化吸収に関わる胃腸の状態です。
同じように食べていても同じように吸収されるわけではありません。
 

・加工食品

外食やお弁当屋さんなどで買ってきたご飯を食べる中食が急増している現代ですが、加工食品や白米のように精製された食品は加工の段階で副栄養素が損なわれがちです。
食べているつもりでも摂れていないことが多く、栄養素の不足に注意が必要です。
 

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